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なぜ脳外科医師の私がエネルギー治療をするようになったのか?  (第1回)愛せる母・白石俊隆
 愛媛県 で脳外科の医師でありながらエネルギー療法や催眠療法を取り入れてさまざまな病気の治療で成果を上げている愛せる母(あいせるぼ)・スピリチュアルクリニック院長の白石俊隆さん。
 最初は西洋医学の医師として、勤務していた病院で1000件以上もの脳神経外科手術を経験したといいます。
 そんな西洋医学のスペシャリストがなぜ、「エネルギー療法」「催眠療法」をいま手がけているのか? 
 西洋医学のエキスパートだからこそ追い求めたさらによい答。探し求めた道のりとさまざまな療法との出会い。さらには、気になる効果についてもきいてみました。

西洋医学での模索の日々

――先生は脳外科医であると同時に、エネルギー治療と医療催眠も行われます。非常に貴重なセラピストでいらっしゃいますが、まず西洋医学の医師を目指した動機はなんですか?

 

 最初に言いますが、私は医者が嫌いでした。だから医者になりたいと思ったことなどありませんでした。父親は美術の教師で、母は一般的な程度に教育熱心だったと思います。親族に医師はいません。

 

 子どもの頃から自然や生きものが大好きで、中学生のときは天体観測に夢中でした。高校時代は有名進学高校で一生懸命に勉強し、大学受験を控えて進路に悩みました。いろいろなことに興味がありましたが、なかでももっとも興味があったものが「生命」そして「人間」です。

 

 その興味を突き詰められる職業として医師を選びました。なかでも人間を、その人たらしめる脳を扱う脳神経外科の道に進んだのです。

 

――医師として忙しい毎日を過ごされていた中で、エネルギー治療に興味をもった理由を教えてください。

 

 勤務医として1000例以上の脳神経外科手術を経験しましたが、医師の仕事を突き詰めれば突き詰めるほど、生命の謎も深まるような気がします。手術でよくなる人もいますが、よくならない人もいる。

 

 自分が手がけている西洋医学では解決できないことがたくさんあるという事実を、より身近に実感します。また、一度治っても繰り返し病気になる患者さんも少なくありません。

 

 医師には病気を根本的に治す力、患者さんを本当に健康にする力などないのだと思うようになりました。

 

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