ピックアップ記事
ある日、出会った「心の世界」 (第1回) 森安商店・森安政仁
長崎県で卵の卸業を50年以上営んでいる森安商店代表取締役の森安政仁さん。最初の頃はお金ばかり追いかけていたところ、からだが不調になり、それを機会に「目に見えない心の世界」があることを知ることになりました。「心の世界」「目に見えない世界」とはどのようなものなのか? 森安さんにきいてみました。

お金ばかり追いかけてからだが不調に

――今の生活について教えてください   昭和16年生まれ、間もなく80歳を迎えようとしていますが、生まれ故郷の長崎でおこした鶏卵卸業の事業を、今も現役で続けています。

 

  その他に、心の勉強を続け、夜の6時から8時まではボランティアとして電話で人生相談や病気、経営に関する相談などにお答えしています。

 

  毎日、ビジネスに勉強に電話相談と忙しくしておりますが、家族への感謝、先祖、私の会社で働いてくれている社員、取引先の皆様など関わってくださる方々への感謝の気持ちを心に刻みながら、おかげさまで元気な日々を過ごしています。

 

  朝夕は先祖や神に祈り、日々感謝をし、夕方には1日の報告と反省、懺悔、そしてお礼を言います。   神といっても、私の場合は仏やキリストなどといった特定の相手ではありません。   天という言い方をしてもいいかもしれません。大切なのは信じる気持ち、敬い感謝する気持ちですから、その相手は人それぞれで良いと思っています。

 

  私たちは、それぞれが信じる大いなる存在に見守られ、大いなる存在、その力のもとで生かしていただいてもらっている。その感謝の気持ちを常にもち、伝えることを人生の核としています。  
おすすめの記事