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――転機を迎えたことでどう変わったのでしょうか?

先生の言葉のひとつひとつ、目からうろこが落ちるようでした。

 

当時から私は人を恨むということはありませんでしたが、知らず知らずのうちに同業者の恨みや妬みをかっていたようです。

 

先生のアドバイスに従って毎日、私のためにいやな思いをした人たちに心の中で真剣にお詫びをしました。

 

そして、天や祖先、周囲の人々に感謝をし、人や社会に貢献できるよう心がけてきました。以来、私はほとんど病気をしたことがありません。私の家族も同じです。

 

心の勉強を続けるうちに、志岐先生に「人の相談を受けてもよか」との許可がおりました。それからは、志岐先生と同じように無料で相談を受け続けています。

 

ビジネスに精一杯打ち込むことには変わりませんが、自社のことだけに必死にならず、周囲との関係をより考えるようになりました。

 

コミュニケーションをとり、利益を分け合えるようなときには、みんなで良い思いができるよう心がけています。

 

また、心の勉強を続け、多くの人の相談に乗っているうちに、より目に見えない世界のこと、この世の真実、人が生きる意味などを考え、理解できるようになっていきました。

 

人に尽くせば尽くすほど幸せになれるということも実感するようになりました。

 

そんなことが本当にあるのか。気のせいではないか。そんなふうに迷ったり疑ったりする余地もなく、自分自身で感じたこと。素直にならなければ、などと思うこともなく、素直に信じざるを得ない状況を体験できたこと。これは本当に幸せでした。

 

志岐先生に、そして私を取り巻くすべての存在に、心から感謝しています。

 

 

森安 政仁
1941年、長崎県生まれ。森安商店代表取締役。
全国たまご商業協同組合副理事。日本サイ科学会九州会会長。
鶏卵卸業を50年以上営むとともに、40歳の時より心の勉強をかさね、「運 のメカニズム」を解明し、自らの会社経営と生き方に実践する。
会社の業務終了後に行っている、全国からの電話での悩み相談に無料で応じる奉仕活動は、39年間続いている。
著書に『人生相談の専門家が教える逆運を福運に変える秘訣』(共著、現代書林)、『光り輝く人生 ̶ 心の研究』(鷹書房弓プレス)、『たまご社長が教える運をつくる仕事術』(三楽舎プロダクション)がある。
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