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 その疑問に対し、父は「患者側の問題」だといっていました。「本気で治る意志のない患者」もっといえば「病気にしがみついていたい」「治りたくない患者」もいるというのです。

 

 そういう患者にとっては本人の自然治癒力を高めるエネルギー療法だからこそ治らない。薬や外科的治療とは違い、本人の治りたい意志が大きく作用するからです。

 

――けれど、患者さんは「治りたい」といってやってきますね。「あなたの問題」といっても納得しないのでは?

 

 本人も「病気でいたい」という自分の本心に気づいていないことが多いわけで「治る気がないからだ」といっても、治療者側の言い訳にしか聞こえません。

 

 それをなんとか証明できないかと考え、見つけ出したのがレヨメーターという機器です。波動の周波数を調べるための機器で、波動医学の現場では必須とされています。

 

 これを使うことにより、その人や物がどんな波動をもっているのか、どこでブロックされていて、どこで共鳴するのかなどが、数値として目で見えるようになりました。今や私の療法にも欠かせないものになっています。

 

――レヨメーターで計測した結果をもとに波動を整えていくのですね。

 

 心身共に健康で病気を寄せ付けない状態、その人が本来の状態でいるためには、波動を上げていく事が何よりも肝心なことです。波動の滞りをなくし、より高い波動と共鳴しあいながら波動を高めていく。

 

 この世のすべてはエネルギー体ですから、エネルギーを高め、周囲と共鳴しあうこと。相対的な考えを捨て、絶対の世界を目指すことが必要です。

 

 たとえば神(特定の宗教の神ではなく絶対的な存在という意味)は、自分が神であることを知りません。誰かと比べることがないからです。自分はただ自分としてそこに存在しているだけ。だからこそ絶対的な存在なのです。

 

――普通の人間である私たちが波動を高めるためにはどのようにしたらいいのでしょうか?

 

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